園長の想い(2)「子どもたちの才能を開花するために」
2017.05.11 園長の想い
私が園長として大切にしていることが、「易きに流されないこと」です。
楽な道、簡単な道ばかり選んでしまうと、困難な道や障害のある道を進んだ先にある「達成感」がや「新たな成長」が体験しづらくなってしまいます。
しかし、情報やものが溢れ、便利になった今の世の中は、普通に生活しているだけで、欲しいものをすぐに手に入れることができます。
だから、西浦和幼稚園では子どもたちに「考えること」「工夫すること」が求められるような環境をつくってきました。
例えば、水道やトイレはあえて自動にせず手動の設計にしたり、時間の感覚が身につくよう時計はすべてアナログ表示にしたりするなど、園内のいたるところにちょっとした仕掛けを隠しています。傍から見ると面倒に感じる環境かもしれません。
しかし子どもたちはそうした手間を、すべて遊び感覚でこなし、楽しみながら覚える才能を持っています。
私たちはその才能を開花させるきっかけを取り入れることで、人生の基盤づくりをサポートしているのです。